google-site-verification: googleb0125a09bf4d2318.html
 

カワウン君と社労士A先生の労災講座 「特定業務・特定健康診断」@ 労災保険加入時健康診断

カワウン君)A先生、一人親方さんって、同じように加入するのに、健康診断を受ける人と受けない人がいるのはなぜですか?A先生は今日申込をされた一人親方さんに健康診断が必要って言っていましたよね。
A先生)ああ、それは「加入時健康診断」といってね、一定の業務に一定期間従事していたことがある一人親方さんは、労災特別加入の申請を行う際に健康診断を受けなければならない事になっているんだよ。

 カワウン君)今日の一人親方さんは塗装をしている職人さんでしたよね。水性塗装じゃないって言っていました。 
A先生)そうだね、今までに通算で15年有機溶剤を使用してきたと言っていたね。塗装の有機溶剤は通算6か月以上従事していれば、加入の時に健康診断が必要なんだよ。

 カワウン君)では、この人は加入する時々に「健康診断」をいっつも受けなければならないんですか?ちょっと大変そうですね。 
A先生)うーん。結果的にはそうなるね。ただし、例えば当協会の加入手続をする前に「〇〇団体さん」で特定健康診断をして加入していたとするね。その「〇〇団体さん」を脱退して、1日も開けずに翌日から当協会に加入するとしたら、「健康診断受診済」という事で手続きが出来る場合があるよ。でも、なかなかそういう「ぴったり継続」は難しいみたいだね。だから結局どこかに(再)加入する時には、もう一度「特定健康診断」受診の必要があるんだよ。
ただ、一度健康診断を受診すれば、その団体から脱退しない限り、1回で済むね。保険の更新時にも再受診の必要はないからね。

 カワウン君)でも、健康診断を受けて元気だったらホッとしますよね。 
A先生)そもそもこの健康診断は「国からの指示」なんだよ。「労災加入する前に、もうすでに病気だったら、仕事どころではないでしょう?念のため確認して下さいね」・・っていう考え方かな。
もしも、本当に病気だったりしたら、その業務での労災加入は出来ないんだよ。「仕事も大切ですが、身体治して下さい。」っていう事なんだね。 

 カワウン君) えぇ〜じゃあ健康診断を受けずに加入してしまって、その後に病気になったら?

 A先生)うーん、そういう事もあるかも知れないね。もしも加入後すぐに、特定業務が原因で病気になったとしよう。そうしたら、「そもそもこの特殊なモノを使用していて、加入後に病気になるのは・・。加入前の特定健康診断は受診していましたか?」・・と、考え方が振り出しに戻っちゃうんだね。申告していなくて病気になったとしたら、病気罹患での労災認定は・・難しいね。
そもそも業務の内容や業務歴などについて、虚偽(偽った内容)の申告をした場合には、特別加入の申請が承認されなかったり、保険給付を受ける事が出来なくなる場合があるんだよ。

 カワウン君)でも、A先生、健康診断受診はOKだったのに、加入後に特定業務が原因で病気になってしまったらどうするんですか? 
A先生)それは、今までの使用年歴等を考慮して、審査されていくんだよ。ずうーっと使用してきたのなら、健康診断時には大丈夫でも、加入後にも引き続きハードに使用していれば、作業中の病気と考えられるよね。 

 カワウン君) そうなのですかぁ。やはり自己管理・自己申告での加入手続の推進をしていきます!
 A先生)そうだね。次回は、特定健康診断受診後の「本承認」の話をしようか。 

カワウン君と社労士A先生の労災講座「特定業務・特定健康診断」A 健康診断指示書・病院予約

カワウン君)A先生、先日加入手続を行った「塗装工事」の一人親方さんの健康診断指示書が「労働局」から送られてきました。
A先生)さっそく、ご本人さんに一式郵送しなくてはならないね。
あ、カワウン君、「健康診断実施機関名簿(病院)」と「受診について」の案内用紙を、送付書と一緒に封筒に入れてね。

 カワウン君) えー?好きな病院で受診出来ないんですか?時間のある時にひょいと・・。 
A先生)特定健康診断は、一般の健康診断よりも機材が複雑だったりするらしいんだね。どこの病院にも設置されているわけではないらしい。「こちらの病院では国の指定の健康診断が出来ますよ」と、国から指定を受けた病院があるんだよ。
それにね、時間のある時にひょいと・・、とっても気持ちはよく分かるけれども、病院もいきなり来院されては、普通の時でも逆に時間がかかってしまうだろう?きちんと「労災特定健康診断を受診したい」って、事前に予約を入れて欲しいんだ。 

 カワウン君)大阪のこの実施機関病院だけですか?例えばもしも近いうちに兵庫の現場に詰めたっきりになってしまったら?・・大阪まで戻ってきて受診しないとダメですか? 
A先生)そういう場合も十分あり得るね。兵庫の指定病院での受診も可能だよ。当事務局に連絡してくれれば、各地の労働基準監督署に問い合わせて、指定病院のリストを用意するよ。

 カワウン君)そうですかぁ。では後は受診するだけですね! 
 A先生)そう。その受診が問題です。

 カワウン君)ええぇえー?大問題でもあるんですか?費用がすごいかかるとか・・?!
 A先生)いえいえ、受診費用は国から出されるので、ご本人さんには病院までの交通費のみを自己負担してもらうことになるんだよ。
問題は・・出来るだけ速やかに健康診断を受診するということなんだよ。この一人親方さんは、最終的に病院から「診断書」が「労働局」に提出されて、「異常なしですね」・・と、労働局から承認を受けて、初めて労災加入したことになるんだよ。

 カワウン君)・・?でも、加入した日は6月10日に・・あっ、「仮:加入者証」が発行されている! 
 A先生)そうなんだよ。本承認になるまでは、あくまでも「仮」で加入しているんだね。労働局からの承認には少し時間がかかるんだ。だから、なるべく早めに受診してしまって欲しいんだよ。例えば8月に本承認になれば、加入手続の日の6月10日に遡って加入していた事になるんだね。

 カワウン君)あのう・・もしも、健康診断を受けるのを忘れちゃったら、どうなるんでしょうか・・?普通の加入として手続きしてくれるんですか? 
 A先生)それも、大問題です。いいところに気がついたね、カワウン君。
この一人親方さんは「健康診断受診」が条件なので、もし忘れてたり、忙しくて病院に行けなかったりしたら、「労災保険・未加入状態」なんだよ。これは、とっても危険な状態なんだよ。もしも万が一にも未受診の時に大ケガをしたりしたら・・。治療費や収入の補償は「労災加入」が前提だからね。
逆に言えば、健康診断を受診した後の作業中のケガ等は、まずは労災扱いで治療していくんだね。本承認になったら、ぐーんと遡って「もともと労災加入」なんだから、その期間中での事故は補償対象になるんだよ。

 カワウン君)そうなんですか。分かりました。皆さんに健康診断の予約を取ってもらうように、送付書は分かりやすくマーカーつけておきます!! 
 A先生)うん、そうだね。ポイントでマーカーしないと、色とりどりで逆に「何書いているのか、どうしたらいいのかさっぱり分からん?」・・みたいなことになっちゃうよ?

2015年06月12日・カワウン・事務員:特定健診.jpg カワウン君)えーと、、。
 事務員さん)「見逃しちゃダメですよーっ」ていう所に色塗りや線を引いてみると、一人親方さんに分かってもらいやすいかも。
 カワウン君)はーい。・・・!!ポイントがはっきりしたような感じ。

 A先生)うん、一人親方さんに分かりやすく用意してあげてね。 
カワウン君)はいー!!

 

▲このページのトップに戻る