建設業の一人親方様が加入する「社会保険」等
一人親方として建設現場で働く皆様へ
病気やケガ、退職といった問題に対応するため、全国民が加入する「社会保険制度」が設けられています。
色々な働き方に応じて決められた社会保険等に加入することが法令により義務づけられています。
一人親方様も例外ではありません。
建設業の一人親方様が 加入するべき「社会保険等」は、下記の通りです。
カンパニーリスクマネジメント協会一人親方会は「労災保険」の手続きを行っています。
市町村国民健康保険 または 国民健康保険組合 (医療保険) |
国民年金 (年金) |
※労災保険(一人親方労災保険特別加入)★当協会ではこちらの手続きを行っています★ |
社会保険等へ加入するメリットは下記の通りです。
1)医療保険 ・・・ ケガや病気になった時、保険診療が受けられますので、自己負担が軽減されます。 |
2)老齢年金 ・・・ 高齢になった時に。年金として生涯一定の収入が得られます。 |
3)障害年金・遺族年金 ・・・ 万一生涯を負ったり、ご本人が亡くなられた場合に、ご本人やご遺族に一定の年金得られます。 |
4)労災保険・・・ 建設現場(移動中)で被災した場合に「治療・休業等」が受けられます。※下記労災保険加入メリット参照下さい。★当協会ではこちらの手続きを行っています★ |
一人親方様は個人で活動されていますので、医療保険は「国民健康保険」となり、年金保険は「国民年金保険」となります。(ただし法人にされている場合は、「健康保険」と「厚生年金保険」となります。)それぞれご本人様が個人で加入手続きを行います。
そして一人親方労災特別加入として「労災保険」があります。この一人親方労災特別加入は個人では加入手続きが行えません。国の認可を受けた団体が行います。
元請けさんからも「現場入場必要書類」として、この3つ(国民健康保険・国民年金・労災保険)の加入番号等の記載を求められるのではないでしょうか。提示・記載方法は現場や元請けさんによって異なる事もあると思いますが、通常「社会保険番号記載」と言われたら、上記それぞれの加入番号で良いかと思います。不明な場合には元請けさんに「現場入場(記載等)に必要な加入保険」を確認してみましょう。
※労災保険に特別加入しているメリットは下記の通りです。
1)ケガの治療費や入院費用 ・・・ 全額補償 |
2)働けない間 ・・・ 収入補償 |
3)軽い障害が残った場合 ・・・ まとまった一時金 |
4)重い障害が残った場合 ・・・ 一生続く年金と、介護費用の補助 |
5)万一亡くなられた場合 ・・・ 葬祭料と、ご遺族の方へ遺族年金 |